個人融資掲示板の利用は危険?仕組みや金利、リスクについて解説
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個人融資掲示板とは、お金を借りたい個人とお金を貸したい個人が繋がるためのウェブサイトです。個人間のお金の貸し借りを触媒します。
審査に通過する必要がなく手軽にお金を借りられるメリットがある一方で、個人間融資ならではのデメリットも多く存在します。場合によっては大きなトラブルに発展するケースもあるため安易に手を出すのは危険です。
個人融資掲示板のデメリットとともに、個人融資掲示板の利用の前に検討するべき消費者金融について解説します。
目次
個人融資掲示板とは
個人融資掲示板とは、個人間のお金の貸し借りを促すウェブサイトです。お金を融資して欲しい方とお金を貸したい方がそれぞれ書き込みをすることでマッチングします。
借りる側にとってのメリットは審査がなく即金でお金を用意できることです。通常、お金を借りる際は審査が必要であり、信用情報に傷があるとお金を借りることはできません。また、審査に時間が必要な分、お金を受け取るまでに時間を要する場合があります。
貸す側にとってのメリットは手軽に利息を受け取れることです。お金を貸すことで元本プラス利息を受け取れるため、過度な労力を必要とせずに手元資金を増やせます。
一方で、借りる側貸す側問わず利用者が悪質である場合があります。トラブルに発展するケースも珍しくないため、利用する際は細心の注意が必要です。
個人融資掲示板の仕組み
個人融資掲示板はいくつも存在します。サイトによって必要項目に若干の差はありますが、借り手が必要事項を入力した投稿をすることで、その投稿に対して貸し手がアプローチする仕組みです。
まず最初に借り手が名前・連絡先・職業・融資希望額・月収・借金総額・身分証明書・債務整理歴などを記載した投稿を行います。投稿を見た貸し手が、記載された連絡先にアプローチをして融資交渉が行われます。
個人融資掲示板でお金を借りる際に考えられるリスク
個人融資掲示板を利用することで手軽にお金の貸し借りができる一方で、悪質なトラブルも数多く存在します。リスクを知らずに軽い気持ちで個人融資掲示板を利用することは非常に危険です。
リスクは借り手だけでなく貸し手にも存在します。自分の身を守るためにも個人融資掲示板がもたらすリスクを理解しておきましょう。
闇金の可能性が高い
個人融資掲示板の貸し手は闇金の可能性があります。個人を装っていたとしても実態は闇金で、知らぬ間に闇金を利用してしまうケースがあるのです。個人融資掲示板では貸し手の実態が掴みにくいため、貸し手が個人なのか闇金なのかが分かりづらいのが原因です。
闇金を利用してしまうと、法外な金利だけでなく押し貸しや悪質な取り立てなどさまざまなトラブルに発展する可能性があります。消費者金融のように貸金業として法律に則って業務が行われていれば秩序が保たれます。
しかし、闇金は貸金業として登録していない違法な業者ですから、違法であるが故にトラブルも発生しやすいといえます。
最大年109.5%の金利を請求される
銀行や消費者金融による個人融資の金利上限は20.0%と法律で定められています。しかし、個人間融資では最大年109.5%の金利が設定可能です。消費者金融の5倍以上の金利を設定できるため、金利上限で借りてしまうと返済が非常に困難になります。多重債務に陥ってしまうことも珍しくありません。
貸し手にとっては少しでも金利を高く設定したいため、個人融資掲示板を利用する借り手の立場が弱いことに漬け込んで高い金利を設定してくる貸し手も多くいます。
個人情報が漏洩する危険性がある
個人融資掲示板を利用してお金を借りる際、信用の担保として身分証明書の提出が一般的です。運転免許証やマイナンバーカードを提出することでお金を借りられるわけですが、提出した個人情報が漏洩してしまう可能性もあります。
企業であれば個人情報の取り扱いは厳重に管理されていますが、個人ではそうはいきません。個人情報が漏洩する危険も高いといえます。個人融資掲示板の利用者として個人情報が漏洩してしまうと悪質なトラブルに発展する危険がある他、社会的な信用失墜にもつながりかねません。
お金を騙し取られることがある
個人融資掲示板は借り手の匿名性も高いためお金を騙し取られることもあります。被害に遭いやすいのは借り手だけではなく、貸し手が被害者になるケースもあるのです。個人融資掲示板でお金を借りる際は身分証明書の提出が一般的です。しかし、あくまで個人間の貸し借りですから貸し倒れのリスクも高まります。
連絡を取ろうにもメールアドレス程度しか連絡手段がないためアプローチにも限界があります。そもそも借り手が架空の人物である可能性も考えなくてはなりません。個人の借り手を装った詐欺の場合もあることを認識しておきましょう。
犯罪に巻き込まれる
個人融資掲示板を利用してお金を借りると犯罪に巻き込まれる可能性があります。過度な金利で返済が困難になった借り手に対して、借金を免除する代わりに犯罪の片棒を担がされるケースもあるのです。
高い金利で首が回らなくなった借り手は、条件に同意するしか選択肢がなくなります。一度犯罪に巻き込まれてしまうと後に引けなくなり、次から次に犯罪に手を染めてしまいます。個人情報を握られているため犯罪から手を引くこともできなくなり精神的にも追い詰められていきます。
性犯罪の可能性も高い
借り手の立場が弱いことに漬け込んで性犯罪が行われるケースがあります。これは、ひととき融資とも呼ばれる犯罪行為であり、融資する代わりに肉体関係を迫られるというものです。直接的な肉体関係はなくても、わいせつな画像などを要求される可能性もあります。
犯罪に巻き込まれるのと同様に、一度受け入れてしまうと後には引けなくなり、次から次へと要求されてしまいます。個人情報の漏洩などと重なると更なる被害に発展する危険性もあります。
お金を借りるなら個人融資掲示板より消費者金融がおすすめ
個人融資掲示板は手軽にお金を貸し借りできるメリットがある一方で、上記のようないくつものリスクが存在します。リスクとリターンを比較すると決して割りの良いサービスとはいえません。
個人融資掲示板でお金を借りるなら消費者金融でお金を借りる方がおすすめです。審査はあるものの、何より安全性が高いため安心してお金を借りることができます。個人融資掲示板でリスクを負うよりも消費者金融で安全に借りる方が得策です。
消費者金融を利用するメリット
消費者金融には個人融資掲示板にはないいくつものメリットがあります。メリットを確認することで個人融資掲示板よりも消費者金融を利用したくなるはずです。
個人融資掲示板のデメリットは人生を大きく左右しかねないため、過度なリスクを負うのであれば消費者金融を選択しましょう。
最短3分で即日融資が受けられる
消費者金融は最短3分の即日融資に対応しています。消費者金融でお金を借りる際は審査が必要ですが、審査時間は非常に短時間です。即日融資に対応した業者も多く即金性も高いため、緊急でお金が必要な場合は消費者金融がおすすめです。
個人融資掲示板では、書き込みをしてから貸し手のアプローチを待って、金利や借入金額の交渉をしなくてはなりません。
相手が個人のため夜間のやり取りも困難でしょう。消費者金融であれば面倒な交渉を必要としないうえに、24時間365日対応してくれるので個人融資掲示板よりも緊急性に優れています。
50万円までの借入なら収入証明書類不要
消費者金融でお金を借りる際、50万円以下の借り入れであれば収入証明書は必要ありません。少額借入として手軽に借りられます。
少額借入に適している消費者金融も多く、手軽に利用できる業者がほとんどです。借りる金額が小さい方が審査も通りやすいため、必要資金が少額なのであれば消費者金融の利用がおすすめです。
原則として勤務先への電話連絡なし
消費者金融に対して、勤務先にバレて社会的信用を失うことを不安視する方もいるかもしれません。しかし、実際は勤務先への電話連絡は原則行われません。郵送物も何もないため消費者金融の利用がバレるリスクは最小限に抑えられます。
一方で個人融資掲示板は個人間のやり取りですので、貸し手のモラルによっては職場に連絡される恐れもあります。消費者金融であれば職場への連絡がないことが約束されているのに対し、個人融資掲示板は相手の判断次第になるのです。
個人融資掲示板よりおすすめな消費者金融4選
消費者金融にはいくつもの業者が存在します。中でも以下に紹介する4つの業者は即金性や利便性に優れており、個人融資掲示板よりもおすすめの消費者金融です。
借入金額や借入期間など条件によって特徴は異なるため、ニーズに合った消費者金融を利用してください。
プロミス
利用限度額 | ~500万円 |
貸付利率(実質年率) | 4.5%~17.8% |
所要時間 | 最短3分 |
利用対象 | 満18歳~74歳 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
返済期間・回数 | 最終借入後原則最長6年9ヶ月、1〜80回 |
担保・保証人 | 不要 |
プロミスは最短3分で融資を受けられる消費者金融です。はじめての方に限り30日間無利息で利用可能です。また、ウェブ完結であれば郵送物も一切ないため家族に借入がバレる心配もありません。
ホームページから借入可能かどうかを簡単に判断できるので、審査通過に不安がある方はとりあえず試してみるのもいいでしょう。ウェブやコンビニATMで借入から返済までできるので時間や場所にとらわれずにお金を用意できます。
アイフル
利用限度額 | ~800万円 |
貸付利率(実質年率) | 3.0%~18.0% |
所要時間 | 最短18分 |
利用対象 | 満20歳~70歳 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
返済方式 | 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 |
返済期間・回数 | 借入直後最長14年6ヶ月、1~151回 |
担保・保証人 | 不要 |
アイフルは24時間365日即時振込に対応した消費者金融です。24時間365日の営業を謳っていても申し込みの受付だけをしている消費者金融もある中、アイフルは即時入金に対応しています。
最短18分で融資を受けられるほか、はじめての方は30日間利息なしで利用できます。スマホひとつで簡単に借りれる手軽さも魅力です。
アコム
利用限度額 | 1万円~800万円 |
貸付利率(実質年率) | 3.0%~18.0% |
所要時間 | 最短20分 |
利用対象 | 満20歳~70歳 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
返済方式 | 定率リボルビング返済方式 |
返済期間・回数 | 最終借入日から最長9年7ヶ月、1〜100回 |
担保・保証人 | 不要 |
アコムはカードレスでウェブ完結する消費者金融です。カード発行が必要な消費者金融もある中、アコムはカードを作らずにウェブのみで完結します。
はじめての方に限り30日間利息なしで利用可能です。ホームページから簡単に仮審査ができることに加え、最短20分で融資を受けられます。緊急でお金が必要なときにすぐに対応してもらえるうえに、はじめての方にも優しいサービスです。
セブン銀行カードローン
利用限度額 | 1万円~300万円 |
貸付利率(実質年率) | 12.000%~15.000% |
所要時間 | 最短即翌日融資 |
利用対象 | 満20歳~70歳 セブン銀行口座が必須 保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられる |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
セブン銀行カードローンは、全国各地にあるセブンーイレブン内に設置されているATMから借入が行えるカードローンです。金利が比較的低く設定されていることから、利用しやすいと評判です。
即日の融資はできない点が難点ですが、アプリひとつで申し込みから借入までが可能です。セブン銀行の口座を持っていないと申し込めないため、セブン銀行の口座がない場合は、申し込む際にセブン銀行の口座開設も同時に行います。
セブンイレブンでの返済や借り入れができるため、銀行まで行く必要がなくいつでもどこでもセブンイレブンがあれば借り入れも返済もすぐにできる点が、大きなメリットです。
消費者金融で借りられない場合は債務整理を検討する
消費者金融でお金を借りる際は審査に通過しなくてはなりません。審査には信用情報が用いられるため、債務過多の状態では審査に通過できず、借入を行うこともできません。
債務が原因で消費者金融からお金を借りられない場合は債務整理を検討しましょう。債務整理を行うことで信用情報が改善されて新たな借入ができるようになる可能性があります。
債務整理の種類
借金が嵩んで生活が困窮してしまった場合、債務整理を行うことで生活を立て直すことが可能です。債務整理とは借金を減額させたり、支払い期間に猶予を設ける仕組みです。
債務整理の種類は任意整理、個人再生、自己破産の3種類に分かれます。それぞれに特徴がありメリットとデメリットが存在します。
①任意整理
任意整理とは債権者に対して借金の減額や金利の見直し、返済方法を交渉する方法です。債権者にとっても貸し倒れは最も避けたいリスクであるため交渉の余地はあります。
メリットとして、任意整理は裁判所を通すことなく進められるので周囲にバレる心配がないことや、交渉期間も短期間で済むことなどが挙げられます。
一方でデメリットとして、大きな借金減額が見込めないことが挙げられます。任意整理のほとんどは利息部分の見直しであるため、元本は返済しなくてはなりません。
②個人再生
個人再生とは裁判所を通して借金を大幅に減額してもらう方法です。減額してもらった借金は3年程度で返済しなくてはなりません。
メリットとして、借金を大きく減額できることや、マイホームなど一定の資産を残せること、借金の理由に関係なく利用できることなどが挙げられます。
一方でデメリットとして、手続きに1年以上の時間がかかることや、債務の種類を選べないことなどが挙げられます。住宅ローンや自動車ローン、奨学金なども個人再生の対象になってしまうため、隠密に手続きを進めることは困難です。
③自己破産
自己破産とは裁判所に返済不可能であることを認めてもらい、全ての借金の支払いを免除してもらう方法です。どんなに高額な借金であっても対象になるため人生をやり直すきっかけにできます。
メリットとして、借金額に関係なく利用できることが挙げられます。例外となる借金を除いて全ての借金が免除されます。
一方でデメリットとして、手続きに1年以上の時間がかかることや、債務の種類を選べないことに加え、マイホームや車など財産を失うことなどが挙げられます。また、自己破産の記録が残るため職業や生活に不利益をもたらす可能性もあります。
債務整理を行う際の注意点
債務整理を行う際の注意点はブラックリストに載ることです。上記3種類のどの債務整理を行なったとしてもブラックリストとして登録されてしまうため信用情報に記録が残ってしまいます。
債務整理の種類によってブラックリスト入りする期間は異なり、自己破産が最も長期の10年間です。ブラックリストとして登録されることで、クレジットカードの審査に通過できないのはもちろんのこと、キャッシングや各種ローンを組むことも困難です。
また、社会的信用を失うことにもなります。債務整理をしたというレッテルを貼られ私生活において辛い思いをする場合も多々あります。
個人融資掲示板でのお金の借入に関するよくある質問
個人融資掲示板でのお金の借入に関する疑問を解説します。
個人融資掲示板でのお金の借入は違法?
個人融資掲示板に「お金を借りたい」と書き込むのこと自体は、違法ではありません。
個人融資掲示板を利用して、以下の行為を行うと違法です。
- 無登録で貸金業を営む行為
- 勧誘する行為
違法ではないからといって、お金を借りたいと書き込んでしまい、トラブルに発展する可能性があるため、注意が必要です。
個人融資掲示板で個人同士でのお金の貸し借りは違法?
個人同士でのお金の貸し借り(個人間融資)自体は、違法には当たりません。
ただ何度もお金の貸し借りを行うことで、貸金業を営んでいるとみなされ、貸金業法違反となる場合があります。
まとめ
個人融資掲示板を利用することで審査が行われることなく誰でもお金を貸し借りできます。手軽に利用できる一方で悪質な利用者によって被害を被る可能性も大いにあります。
リターンに対するリスクが大きいため、お金が必要な場合は消費者金融の利用がおすすめです。借金によって借入が困難でも、債務整理を行うことで状況が変わる場合もあります。各種手続きのメリットとデメリットを理解して最善の選択をしましょう。